機能訓練が中心のデイサービスってどんなことをするの?
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特に要介護や要支援に認定された方にとっては、ただ過ごす時間ではなく「生活に必要な動作を取り戻すための時間」として利用されています。
たとえば片麻痺がある方の場合、歩く時に体が安定せず不安を感じることがあります。
そんな方には、まず安定感のベースになる筋力を鍛えるマシントレーニングから始めます。
「マシンを使うなんて難しそう」と思う方も多いですが、スタッフが横について見守りながら丁寧に指導しますので安心です。
初めての方でも導入しやすく、「自分でもできた!」という達成感を味わえるのが大きな魅力です。
さらに、理学療法士が一人ひとりの体の状態を見ながら、必要な部位を重点的に鍛える個別プログラムを組み立てます。
平行棒を使った重心移動の練習や歩行練習も行い、少しずつ「できること」を広げていきます。
繰り返し訓練をすることで歩行スピードが上がることもあり、利用者の方からは「転ばなくなった」「外出が怖くなくなった」といった声が聞かれます。
また、腰痛や関節の硬さで動きにくくなっている方にはストレッチや筋膜リリースを行うこともあります。
ベッドに横になった状態や、椅子に座った状態で行うので無理がなく、安全に体をほぐすことができます。
こういった積み重ねが「自立した生活」を後押しする大切な力になるはずです。